アマチュアミュージシャンにやさしい世界を。
こんにちは。
しょぼいミュージックカフェをやりたいマツゲ(@matsugepatapata)です。
しょぼいミュージックカフェについてエデン界隈の人と話をしていたところ、
「ハコがつくりたいのか?それともイベンター的なことをしたいのか?」
という話がでてきて、
しょぼいミュージックカフェをどんな世界観でやっていきたいか、ということをウォーと考えてみました。
その結果が以下になります。
アマチュアミュージシャンのライブ活動といえば、
・イベンターと呼ばれる企画者がミュージシャンを集め、
・ライブハウスやカフェなどのいわゆる「ハコ」に◯時間×円といった感じのハコ代を払い、
・それを元にチケット代、チケットノルマを設定し、
・各ミュージシャンがチケットを売り、
・貸切状態でライブをし、
・チケット代やCD・物販などの売り上げを出し
・ハコ代との差し引きで利益を得る
という形がほとんどで、
赤字を出さないために、アマチュアミュージシャンは一生懸命SNSで宣伝したり、きてくれそうな後輩に片っ端から連絡したり、「来てくれないよりマシ」といってタダ同然でチケットを売ったり、CDやTシャツをゴリ押ししたりしています。
そんな中で徐々に人気を出したり、レコード会社に人脈のある人に売り込んだりしてデビューにこぎつけることができます。
しかも、デビューできたとしてもそこからメシを食えるのはほんの一握りです。
たいへん厳しい世界です。
しょぼいミュージックカフェをやるにあたって、
「これはハコのような使い方をされるだろうな」というふうにフワッとおもっていたのですが、
ふと、
「どうせやるなら、今までの概念を全てぶち壊したい!」
という、僕のロックな一面が顔を出してきました。
そういうわけで、
アマチュアミュージシャンにとことんやさしい世界をつくる!
という、しょぼいミュージックカフェのコンセプトが決定。
では、それをどうやってつくっていくか?
まず、ハコ代・チケット代という概念をなくす。
そもそもこんなのがあるのがいけないんです。
ライブ運営で生計を立てるライブハウスならともかく、
どうしてカフェなどでもハコ代がかかるのか?
それは、ハコとしてその場を貸し切っている時間分、普段のお客さんが入れなくなり、その分の利益がなくなるからです。
では、ハコ代・チケット代を無くして誰でも見れるようにしましょう。
そうすれば、ミュージシャンが陣取っている部分だけの損失になります。
そして、しょぼいミュージックカフェではハコ代・チケット代がない代わりに、アーティストにはメシを食って帰ってもらうので、その分の損失はチャラにすることができます。
メシを食うお金だけでライブができる。やさしい。
また、ライブの一番のキモと言ってもいい「お客さんが来ないとヤバい」という問題ですが、
そもそも自分のメシ代以外に支出がないので、1人でも来ればアーティストにとってはプラスです。
その1人は頼めば投げ銭してくれるかもしれないし、もしかしたら奢ってくれたりするかもしれない。
最悪でも、カフェ店員として働けば損しません。
絶対に損しないライブができました。やさしい。
さらに僕は、「しょぼいミュージックカフェでライブしたらめっちゃ得する」という状態をつくりたいです。
そのために、「カフェとしてのSNSアカウントでライブを配信し、その中でpolcaを建てて、投げ銭での収益を得る」という方法を考えました。
「この店のアカウントで配信したら多くの人に見てもらえる」、「この店でライブしたらpolcaによる謎の収入がある」
という状態にできたら、得するライブが作れます。
ただ、これはハードルがすごく高くて、
・polcaで投げ銭という文化が広まる
・カフェアカウントの配信が注目される
という2つの条件が必要です。
polca投げ銭という文化をつくるためには、僕がこのブログなどで訴えかけたり、実際にpolca投げ銭したりしてもらったりして少しでも広めたいと思っています。
また、この企画を面白いと思って来れた方は積極的に利用してほしいなーと思います。
またカフェアカウントが注目されるためには、しょぼいミュージックカフェ自体が注目されることと、
もう1つ、「ちゃんとしたクオリティであること」が求められます。
どれだけの人の興味を引いたとしても、1発目の配信が本当にしょぼかったら、誰も参加したり、見ようと思ったりして来れないでしょう。
そこで出てくるのが、僕がしょぼいミュージックカフェに誘おうと思っている「歌うまイケメンバー店長」です。
彼は今本職のバー店長で忙しく、あまりやっていっていませんが、本当は歌で人を泣かせる力をもっており、文化祭とか成人式とかで歌ったり、TV特番のメインテーマを歌ったりなんかもしていました。
僕が彼に、しょぼいミュージックカフェという「やっていきの場」を与えることで、本来の力を出してもらいます。
また、しょぼいミュージックカフェをやりたいという話をし始めてから一週間足らずで、
・24時間セッションする人
・楽譜になりたい人
・ギタリストなのに1日4時間ベース弾く人
など、さまざまなアブないアマチュアミュージシャンが集まってきており、僕なんか出る幕がなくなってきました。(シャレにならない)
彼らと協力して、アカウントのパワーと、polca投げ銭の実績をつくります。
これで、めっちゃ得するライブができました。
超やさしい世界。
長くなりましたが、こんな感じでやっていきたいです、よろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
良ければシェアなどしてくださると嬉しいです。
しょぼいミュージックカフェに誘いたいひとについて
こんにちは、マツゲ(@matsugepatapata)です。
しょぼいミュージックカフェについて、一緒にやりたいと思っている人が2人いるので、どうして一緒にやりたいかというのを自分で把握しておくためにも、その人たちについてあいまいな情報を書いておきます。
1人目:カフェやりたい主婦
・大学の先輩。
・もちろん既婚者。
・「卒業ダメでした」という話をしたら、「一緒にカフェやろう」という話になった。
・大学時代にカフェバイト経験が3年以上あり、接客や調理スキルは十分。アジア料理が得意。
・歌がうまい。キーボードも弾ける。
・お母さん感とマスコット感を両立している稀有な存在。
・誰にでも好かれ、宗教の才能を感じる。
・「スパイスの使い手になりたい」とか言い始めた
2人目:歌うまイケメンバー店長
・幼馴染。
・一緒にバンドをやってた。
・現在バーの店長(雇われ)をしており、接客スキル、ドリンク作りスキルなどがある。
・イケメン。
・歌がうまい、弾き語りができる。
・生きる上での価値観が真逆で脳が筋肉なので面白い。
・宗教の才能があると思いきや、たまにやらかすので人間味がある。
・「自分の家族が経営している人手不足の会社」という魔窟に何年も閉じ込められているので、引っ張り出して一緒にやっていきたい。
僕の「しょぼいミュージックカフェ」、僕だけがしょぼい可能性が出てきましたが、やっていきます。
しょぼいミュージックカフェでやりたいことのメモ
①ライブ活動とカフェ営業の相乗効果をねらう
・路上ライブなどで、「ここでやってます!」というふうにカフェを宣伝
→広告費をかけずにカフェの宣伝ができる
・カフェでもミニライブを開催し、アーティストが店員をする
→アーティスト・ファン・音楽仲間・カフェの客の中でコミュニケーションが生まれる
②アーティストに、「音楽でお金を得られる方法」を提供したい
・アマチュアアーティストが収入を得る方法はCD、ライブチケット、グッズを売るというのがほとんどで、ハコ代やチケットノルマ、交通費などを差し引いてほとんどマイナスである。
・クラウドファンディングで実質受注生産というのがあるが、「多くの人の共感を集める」ための綺麗な文や音楽を作らないといけないなどあり、キツい。
→カフェアカウントでの路上ライブポルカや、カフェ店員としての収入を得られる環境を作る
・アーティスト個人のSNSアカウントで発信するより、カフェアカウントで発信した方が多くの目に留まるという状態をつくりたい。
自己紹介
名前:マツゲ
出身:長崎
年齢:22歳(96年生まれ)
パート:ベース
地元の私立高校を卒業後、熊本の大学で建築を学んでいましたが、日々の授業や、建築学科特有の異常な課題スケジュールに追い込まれ、この先の就活や社会人生活のことを考えると心が折れてしまい、単位が足りず卒業ができなくなりました。
途中大学を休学した期間があり、地元で身内が経営する店でバーテンダー(強制)をやりながら細々とバンド活動をしていたのですが、バンドはまったく実らず終わり、代わりに少しの接客スキルと、「この街で一番速いんじゃねえか」というくらいのグラス洗いスキルを手に入れました。
2年ほど経って、働いていた店が家族経営で会社を作ったことがきっかけで、「このままでは一生ここで生きていくことになる」と感じて逃げるように復学。あとは上に書いた通りの経緯でいまに至ります。
ぼくの人間性ですが、小〜中学生くらいまでは天才とか呼ばれたりしたけど実際はそうでもなく、ダメな方向に高いプライドのせいで努力ができずに、だんだん落ちぶれるという典型的なアレの人生を歩んできており、また世間一般社会の流行りなどにも適合できなかったので、自分でもかなりひねくれた性格になってしまったと思います。生きづらいです。
大学を卒業できないことが決まり、学歴もスキルも何もかも中途半端になってしまった僕には、「しょぼくても音楽と関わりながらなんとなく楽しく生きたい」という思いだけが残りました。
何ができるか考えているうちに、自分がやっていくだけじゃなくて、ぼくと同じような人たちを巻き込んで楽しくやっていけるんじゃないかという希望もすこし出てきました。
そんな感じで「しょぼいミュージックカフェ」、やっていきたいです。
「しょぼいミュージックカフェ」の構想とか
はじめまして、マツゲ(@matsugepatapata)と申します.
つい昨日まで大学で建築の勉強をやっていましたが、毎日の授業や大量の課題に追われ、またこの後やってくる就活や社会人生活のことなどを考えると心が折れてしまい、テストを無断欠席し、卒業できないことが確定しました。
しかし、今から就活をするという気持ちにも全くなれないので、自分でやっていくしかないという結論になりました。
それなら音楽に接し、音楽を通して人と繋がっていくことをやりたいなという感じでいたところ、ちょうどカフェをやりたいという知り合いがいたので、この「しょぼいミュージックカフェ」の構想を考えつきました。
しょぼいミュージックカフェ
コンセプト:毎日ミニライブがあり、演者が店員をする
音楽好きの交流の場として
音楽活動の拠点として
タイトルでお察しの方も多いかもですが、最近話題のえらいてんちょう(@eraitencho)さんを中心としたイベントバーエデン系列店で、毎日違ったイベントが行われているというものがあります。
ずっと前からフォローしていて、その中でもたびたび出てくる「やっていき」の概念に魅力を感じていました。
そこでエデンのように、毎日違う人があいまいにミニライブや店員をやっているようなミュージックカフェがあったら面白いと思ったのが、しょぼいミュージックカフェを考えるようになったきっかけです。
また、えもいてんちょう(@emoiten)さんのしょぼい喫茶店ができるまでをリアルタイムで見ていたこともあり、本気で考えるようになりました。
ぼくは以前、大学を休学して、バーテンをやりながら音楽活動をしていたのですが、実らず結局また大学に戻ってしまったという経験があります。
しょぼいミュージックカフェの構想には、そこから感じたことも影響しています。
音楽活動やって感じたこと
・本職やアルバイトで生活をまかない、その余った時間での練習・曲作り・ライブ
→どうしても本業(バーテン)が優先になる
時間的、体力的、経済的な厳しさ
限られた時間の中でお金を払って活動するというのは、僕にとって想像以上に困難なものでした。
特に僕は家族が経営しているバーで正社員として働いていたので、「本業をしっかりした上でやりたいことやれ」という親やオーナーからのプレッシャーが強く、正直ほとんど活動する余裕がありませんでした。
言い訳するなと言われそうですし、「もっと頑張れたはず」みたいな気持ちがあることも事実です。
でも、音楽で成功するには熱量や努力が足りなかったとしても、ぼくの目標や希望が嘘だったわけではないはずだ。
また、最近の音楽業界では、違法ダウンロードの蔓延や定額ストリーミング再生の普及に伴ってミュージシャンの収入が下がり、「音楽で食べていく」ということがどんどん難しくなってきています。(あのバンドの人、あそこまで行ったのにまだバイトしないといけないの!?といったことがよくある)
この間も、僕の好きだったバンド(東京で700人も集めるかなりいいポジションにいた)が、「売れない」という理由で解散してしまいました。
本当にごく一部のすごい才能を持った人や、すごく大衆受けのいいバンド・アーティストだけが生き残っていき、それ以下は「負け組」となる、そんな構造がどんどん顕著になっています。
このままでは、音楽を職業として積極的にやる人が減り、日本の音楽文化がどんどんしぼんでいってしまうんじゃないか。
そんなことを考えながら、「売れる(ハードルが高すぎる)」以外の方法で、音楽生産活動やそれによるつながりで生きていくことはできないかと思い、しょぼい自分でもできる「新しい音楽活動の提案」というかたちを考えました。
新しい音楽活動の提案
音楽活動の拠点、交流の場としてのカフェ
音楽活動(路上ライブ、ライブハウスでのライブ)
ファン音楽仲間との交流 ⇅ 宣伝・集客
カフェ
・上に書いたような、路上ライブなどの活動とカフェ経営の相乗効果が期待できる
・音楽の力だけでなく、接客によるファン・支援者の獲得が見込める
・カフェは広告費をかけずにお客さんの獲得が見込める
・ライブハウスとは異なり、あくまでカフェとしてやるので、格安でライブが開催できる
・路上ライブ・アコースティックライブ共にSNS配信を行い、polcaを用いた投げ銭なども行う
・曲を売って稼ぐ形態ではないので、CDが売れなくても、polcaやカフェの収入でやっていける
懸念されること
・路上ライブは法的に微妙
・楽曲カバーによる著作権問題(polcaなど怪しい?)
・ある程度広さが必要なのと、騒音問題があるので物件が限られる
・経営の右も左もわからない
ライブといえば、イベンターさんが企画してミュージシャンを集めて会場を抑え、チケットを刷って売って、当日は何時間も前からリハをしていざ本番!みたいな段階を踏み、時間がかかって結構めんどくさい上に、ギャラ配分や交通費などトラブルも多いので、その辺をスピード感を持ちつつあいまいにしていけたらいいなというイメージです。
これが成功して、仕組みとして広まっていけば、今までは音楽を諦めてやりたくない仕事をせざるを得なかった人たちのうちの何%かでも、すくい上げることができるんじゃないか。そういう思いがあります。
ちなみに場所は福岡市内で考えています(カフェやりたい主婦が福岡在住のため)
福岡市内には路上ライブの名所と呼ばれるところもいくつかあるので、コミュニティ形成のための土壌はあるのかなと考えています。
ただ一つ大きな問題があります、資金です。
物件の目星を付けつつ自分で計算した限りでは 、こんな感じの計算になりました。
壁以外何もないような物件だったので、備品やDIYでいくらかかるのかというのがネックですが、開店資金は100万以内に収めるのが目標です。
貯金なんてないし、今からバイトなどして資金を貯めるには2年くらいかかりそうです。奨学金返済もあるのでもっとかかるかもしれません。
本当に全くお金がありませんが、なるべく早くやりたいです。
魅力を感じた方、ぜひ出資をお願いします。
そうでなくても、「これはダメだ」「もっとこうしたほうがいいんじゃないか」とか、そういうことでも構いません。
少しでも琴線に触れたら、反応をいただけると嬉しいです。
そして100万ください。よろしくお願いします。
まだまだ詰めの甘い構想だと思いますが、どんどん具体化しながらやっていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。